いとうぐみ さん

夏に旬を迎える 甘くておいしい “いとうぐみ” さんのトマトの魅力をお伝えします!

子供の頃の夢は “サラリーマン” だったと話してくれた、伊藤さん。

まさか自分が農業をするとは思っていなかったそうです!

奥様が農家育ち ということもあり、空いている農地を利用して、野菜の中でも人気のある “とまと” を作ってみよう!と思ったのがきっかけだそうです。

トマト作りを始て、今年で11年目を迎える伊藤さん。

今では苗の数は、約11,000本・約10種類のトマトを作っています。

トマト作り

伊藤さんは、トマト全体にたっぷりと太陽の光を当てるため、“吊り下げ方式” でトマトを作っています。

上から吊ることによって、トマト全体に光が当たり “甘み” や “うまみ” が出るのだそうです。

大きなハウスの中にずらりと並ぶトマトに圧倒されます。
1本1本丁寧に作業している伊藤さん。トマトに対する愛情を感じます!
これから太陽の光をたっぷり浴びて 真っ赤なトマトになっていきます♪

トマトは2月頃に種をまき、収穫時期は6月~11月頃です。

また、7月~8月には収穫量が増え、忙しさのピークを迎えます。

伊藤さんに トマトのおすすめの食べ方をお伺いしたところ、“やっぱりトマトは生が一番美味しい!“とおっしゃっていました。

夏は冷やしトマトがおいしいですよね♪

BONちゃん とまじゅう

伊藤さんが手がける、甘くておいしいトマトを使用した濃厚とまとジュース “BONちゃんとまじゅう” は、

添加物は入っておらず、トマトだけで作っており甘みがあり、すっきりとした飲みやすさがあります。

カラフルミニトマト

見た目にも美しいカラフルトマトは色とりどりで見ているだけで楽しくなりますね!

赤・黄色・オレンジ・黒・緑の5色のトマトは色鮮やかで宝石箱のようにキラキラしています!

食卓に上がれば、ひと際 目をひきます!

トマト作りに対する思い

トマト作りは天候によって、収穫量や味が変動する為一つとして同じもの (大きさや味) は出来にくい。

種をまいてから収穫までの3~4ヶ月の間、予定通りにいかない事も多いが手をかけた分だけトマトは赤く、大きくなるのを実感できる。

大変なこともあるが、収穫時期を迎えると嬉しくて笑顔になる!毎日毎日が勉強です!とおっしゃっていました。

伊藤さんが作るトマトにはたくさんの努力と愛情が込められています!

後藤農園さん

後藤農園さんの“雪うるい”の収穫の様子をお伝えします。

雪うるいは1月上旬~4月上旬に収穫期を迎えます。

うるいの栽培は“軟白栽培(なんぱくさいばい)”といって光を完全に遮断し黄化させます。

光を遮断することによってきれいな白色になっています。
ハウスの中は常に20度前後に保たれています。

収穫時のサイズは25㎝~28㎝です。このサイズが“うるい“のやわらかさと、ほどよいねっとり感を一番感じられるサイズだそうです。

収穫は手作業で行い、上からのぞきながら丁寧に行います。年間約4トンほど収穫されているそうです。

うるいは食べる場所によってぬめりが違い下の方がよりねっとり感を感じられます。
生のうるいを千切りにしてドレッシングをかけるだけ!とてもおいしいですよ!

後藤さんが収穫したての“うるい“を使っておいしい食べ方を教えてくれました。

生でサラダや、炒めたり煮たりと様々な楽しみ方が出来ます。

生のうるいはシャキシャキ感とほどよいぬめりがとてもおいしいです。

後藤修一さんにうるい栽培についてお伺いしました!

うるい栽培では“えぐみのもとになる光にあてない事がもっとも大事“とおっしゃっていました。

“うるい作りを20年近くやってきて、失敗しながらも独学でやってきました。楽な作業ではないが、みなさんにおいしく食べてもらいたいと思い作っています!“と話してくれました。

独学で学びながら、熱心にうるい作りに向かう姿が素敵な後藤さんでした。

髙橋 隆一さん

髙橋 隆一さんは夫婦で“農薬・化学肥料不使用の自然栽培”に取り組んでいます。

 隆一さんは主にマコモダケやねぎなどの野菜と、穂たる米(コシヒカリ)を生産しています。また、切干し大根などの加工品も作っています。隆一さんの商品はすべて農薬・化学肥料不使用で作っています。

髙橋隆一さん夫妻
マコモダケ畑の様子                

どんな料理にも合う万能野菜

 マコモダケは10月上旬から11月中旬にかけて収穫時期を迎え、アンテナショップや市場、県内のホテルなどに出荷しています。調理方法としては、バター炒めやきんぴらなどでよく食べられます。生で食べることもでき、炒めても焼いてもおいしい万能野菜です。

手押しでの除草作業風景

自然栽培を始めたきっかけ

 病気や体調不良の根本的な所は食事からだと感じた隆一さんは、まず食事について見直したところ自然栽培にたどり着き、栽培方法について勉強したそうです。農薬や化学肥料を使わず、自然の力を借りて作物を育てることはとても手間がかかり、大変な作業です。

「人は自然のお手伝いをするだけ。自然栽培は水と空気が綺麗でないと出来ない。」

「手軽な食事が増えている今、子ども達にも自然栽培について学んでもらい、体験してほしいと思っている。それが食育に繋がる。」

と話してくれました。隆一さんの作る野菜には、そんな夫婦の熱い思いが込められています。

笠原 忠志さん

野菜農家の笠原忠志さんの畑にお邪魔してかぼちゃの収穫のお手伝いをしてきました。

笠原忠志さんが作っているかぼちゃはホクホクしていて甘味が強いのが特徴です。
素材の味を生かして温野菜にしたりスープや天ぷらなど、いろいろな料理で美味しくいただけます。

かぼちゃの収穫

忠志さんは、かぼちゃが土につかなようにアーチ支柱を立て、かぼちゃを宙に浮かせ病気がつかないようにしながら大切に育てています。かぼちゃの収穫は大きさで選ぶのではなく、かぼちゃの茎(コルク)が白くなっているかどうかで判断していくそうです。

収穫期を迎えたかぼちゃをたくさん収穫する事ができました。

収穫後

収穫後のかぼちゃは、一週間程休ませておきます。
そうすることによって、よりホクホク感が出て甘みが増すそうです。集荷前には一つ一つ丁寧に磨いて艶を出すのと同時に、キズやごみがないかチェックをしていきます。

忠志さんは、野菜作りの中で常に品質の良いものを心掛け、みなさんに美味しいものをお届けしたいとおっしゃっていました。